現在、小規模企業向けUTMの必要性が高まってきています。
小規模企業は「うちは狙われないだろう」などと考えがちですが、企業規模やパソコンの所有台数などに関係なく、業務データや個人情報などが存在するネットワークにインターネット接続がされている限り、ウィルスはどこからでも侵入しますし、そうしてセキュリティ対策の甘い小規模の会社に侵入したウィルスは、ネットワークを経由して取引先の大規模企業を狙っている可能性もあるのです。
それらの攻撃性の高いウィルスに対して万全の対策を施すことは小規模企業ではコスト面からも厳しいでしょう。
しかし、ファイアーウォールや従来のアンチウィルスソフトだけでは攻撃に対するブロック力が不足していると言わざるを得ません。
そこで、そのような脅威への必要な対策機能が一台に備わっている小規模企業向けUTMに注目が高まっているのです。
小規模企業向けUTMなら、外からの攻撃のほかに内部からの機密データの流出もブロックでき、コスト面でもリーズナブルになります。
小規模企業向けUTMを導入することで、これまで、複数のセキュリティ対策をさまざまなハードウェア機器で実施していたことを、1台のUTMに集約して実施できるメリットがあります。
セキュリティ対策はそれそのものが利益を生むものではなく、コストとしてかかるものであるため、効率的な運用が必要になります。
だからこそ小規模企業向けUTMの導入は、コストに厳しい中小企業にとっては導入が不可欠になりつつあります。
UTMの運用方法としては、大きく分けてアプライアンス型とクラウド型に分けることができます。
このうち、クラウド型であれば、アプライアンス型と違って、ハードウェアの選定や導入の時間やコストを削減できるとともに、ハードウェア故障時のメンテナンスも不要になります。
最近では、セキュリティ監視などのオペレーションそのものをアウトソーシングできるクラウド型UTMサービスを提供する企業もあるため検討する価値があります。
自社内で高度なセキュリティ人材を育成するコストも削減することにつながるのです。
◎2022/9/15
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◎2021/11/26
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